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Charlotte にわか感想日記1話

第一印象:スーパーナチュラル始まった!?
第二印象:「恵まれし子らの学園」?

麻枝アニメ第二弾の『Charlotte』は、そんな麻枝准氏の新境地を見るような思いと、また同時にまるで15年近くタイムスリップをしたかのようなどこか懐古的な印象も受ける出だしであった。

ファンタジックな出だしでパンチを与えるのはいつもの麻枝准氏の手法だが、今回は『AIR』以来の直球な超能力(サイキック)の始まり方だった。
主人公像もラノベ系主人公のキャラクター造形ながら、隠し切れない国崎成分を滲み出しつつ、そこに月xルルーシュ流の知将系鬼畜成分を加味するという、これまでにない麻枝准主人公の姿が出来上がった。

乙坂有宇のモノローグから始まる。叙情的な詞、そして音楽が絡み合い、古参Key(麻枝)ファンへの抜かりのないファンサービス的にも思える、伝統的な始まり方だ。

そしてとにかく見やすい。
展開が単純化されており、かつテンポのよい畳み掛けるような物量はゲームでは難しい手法であり、麻枝氏がアニメのフォーマットに順応していることを示している。

今ここでABに対する評価をすることは避けたいが、ABはとにもかくにも尺不足な作品だった。
Key作品は『AIR』を除けば『Kanon』2クール、『CLANNAD』4クール、『リトルバスターズ!』3クールという長尺の作品を手がけていた。
そんな風に長尺のゲームフォーマットを手がけていた麻枝氏だからこそ、ABは超圧縮したような物語になってしまったのかもしれない。


どう見ても『CLANNAD』の岡崎アパートのような部屋は脚本ではないだろうが、懐かしさを覚えた。早速引っ越ししてしまったが。

妹は風子と春原妹を掛けあわせたようなキャラクターだが、どこかみちるのDNAも持っているように思える。
家族関係のストーリーを示唆することを1話ですでに明かしているのも、非常に割り切った作りだと感じた。
ABはかなり込み入った話だったが、とにかく今回の印象は「丁寧な仕事」というのが最も感じる点だ。
とにかく脚本が流れるように過ぎていき、それぞれの場面も印象は深いし、「シーンの起承転結」が明確になっており、ABからの驚くほどの変化を見て取れる。

駆け足のストーリーに感じるが、おそらく1クールであるアニメのシナリオへの麻枝氏の回答がこのスタイルなのではないか。
AIRKanon流のゆったりとした時間を過ごす作品を求めている向きには物足りない印象だが、ABから一貫して麻枝氏はオリジナルアニメではドタバタ成分を多めに入れることにしている。

AIRは1クールだと言いつつも、実際にはバックグラウンドとしてゲームプレイの体験を持ちながら見ているから各シーンでは補完作用が成り立っていた。

詰め込んだ展開は時間のない現代人には優しいのかもしれないが、できるなら2クールぐらいでゆっくり見たい、というのは望み過ぎだろうか。

いずれにせよ、原作のないオリジナルアニメ。
今後の展開を期待しつつ待ちたい。