インターネットで何ができる?

問題等ありましたらコメント欄にお願いします。(意見要望等は承認されません)

美少女ゲームは衰退したのか?

ジュブナイルポルノはとうの昔にバブル崩壊している。 | 小説家わかつきひかるのブログ - 楽天ブログ

 

何事も栄枯盛衰。

 

衰退したのか? という質問には、答えとしてはYESと返すのが一般的ではある。

しかし、それは「ADVとしての美少女ゲーム」のことではある。

 

むしろ私の提唱する<美少女ゲームフォーム>というのは、拡散・隆盛の一途を辿っていると言える。

 

一度に二つのことを述べると混乱するから、一つずつ述べよう。

 

まずは「ADVとしての美少女ゲーム」。

これは大体2005年頃をピークに衰退した。ように思う。

勘違いしないでほしいのが、その後急落したわけではなく、色々あって今ぐらいまで下がって来たのである。それはバブル崩壊のようにドカンと来たのではなく、ずるずると下がっていったのである。(また、私は一時はかなり批判的だったが、今はまたメーカーの努力を感じるようになってきている。ただ、某人が言っているように状況は内部的にはむしろ悪化しているようだが)

実際、2004年に大きな弾が出たので、そういうメガヒットがあるかないかで市場が大きく歪む性質があり、「平均」を出しても仕方がないが、大体こう考えて間違いはない。

当時は、「ボリューム増」が非常に話題になり(また、私も別の場所でそこを問題として一筆した)、また各種ゲームが超大化するなかでユーザーもメーカーも疲弊していくということが言われていた。

まあ、これは昔の話である。私が「ボリューム増問題」として提唱したのも過去の話である。

 

しかし、<美少女(ゲーム)フォーム>は拡散を続ける。

それはソーシャルゲームという形で、2004年の大ヒットタイトルの一つ、「Fate」が、Fate/GOとして、スマホゲームで大人気を誇っているのを見る。

 

これは、一般的には「美少女ゲーム」とは考えられていないが、立派な「美少女ゲーム」である。

確かに、形としては伝統的なADVではないが、紛れもなく「美少女ゲーム」なのである。

つまり、美少女ゲームは、このような形で延命したのである。

 

 

 

美少女ゲームは衰退すると思われていた。

確かに、伝統的なADVという形としては、すでに市場はかなり縮小している。

ただし、それは市場としては縮小しても、内部では地味な変革は続いている。

一般的には、もはや顧みられるジャンルとはいえないだろう。

美少女ゲームフォーム>としては、スマホゲームという形で、美少女ゲームミトコンドリアDNAの如く、拡散しているのである。

Fate」は美少女ゲームとしては元々異端的存在である。

だが、異端だからこそ、ヒットしたのは間違いない。

それは「Fate」が、美少女ゲームの核となる美少女性ではなく、「少年マンガ」的思想を核に持っていることである。

アリスソフトなどの少年マンガ的手法はあったではないか、というかもしれないが、やはりあれらは「女の子はカワイク」という美少女の文法は守られている。しかし、Fateにそれはない。

ほかにも伝奇的な要素の強いゲームではやはり美少女性は低いことは事実だが、やはり核となるのは美少女ということには変わり無い。もちろん、Fateが伝奇的要素を強く持っているのは事実で、そこが美少女ゲームっぽさを出してるのだが、ほとんどFate美少女ゲームであることの要素はそれぐらいしかない。と言っては言い過ぎか。

しかし、あれほどすんなりと少年漫画や少年マンガアニメに置き換えられるのは、それほど親和性が高いということである。

 

気ままにかいているので、途中からFate論になってしまったが、そういう「伝統的な美少女ゲーム」のカタにとらわれないスタイルが、Fateスマホゲームでも人気となることに導いたと言えよう。

 

論調からも分かるように私はFateは面白いとは思わないが、Fateが強く美少女ゲームという枠組みを広げたことは事実である。

それは決して美少女ゲームの正統ではなかったが、正統ではないがゆえにADVを脱却しても平気だったのである。